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2007年7月10日 (火)

護憲派候補 東京

 候補乱立の東京選挙区、恐らく5位は40万票台で接戦になると予想しています。護憲派候補者のうち4名について、所見を無責任に述べてみます。
(各候補への支持・不支持とは別の話です。)


 杉浦 ひとみ (社会民主党
http://www.sugiurahitomi.net/

・中央大学法学部法律学科卒業
・子どもを育てながら40歳で司法試験に合格、弁護士に
・日弁連人権擁護委員会副委員長
・社民党は2004参院選で17万6千余票

ポスターの出来が非常に良いとの話がちらほら。
評論家諸氏の予想では苦戦の様子ですが、東京は組織よりも風が勝負を分けますので、戦い方次第では十分可能性はあるでしょう。
杉浦氏は東京選挙区で最も護憲の意思が強い候補者と見ています。問題は、年金・税金・政治とカネ、と争点がぼやける状況で存在感をどこまで示せるか。
しかし、冷静になれば年金よりも憲法の重大さを思い出す有権者も多いでしょう。そして共産党よりは無党派が投票しやすい候補のはずですので、民主党のメディア戦略に飲まれずに立場を明確にしていれば、善戦しそうな気もします。

らくちんランプ杉浦瞳候補と社民党福島瑞穂党首の街頭演説

JANJANの記事で紹介されている支援者
▽久保田真恵 (元経済企画庁長官・憲法を愛する女性ネット世話人代表)
▽五十嵐義明 (コスタリカ政府観光局日本代表)
伊藤真 (伊藤塾塾長)
上原公子 (国立市長)
香山リカ (精神科医)
辛淑玉 (人材育成コンサルタント)
▽石井哲夫 (日本社会事業大学名誉教授)
宇都宮健児 (弁護士)
大谷恭子 (弁護士)
奥地圭子 (東京シューレ理事長)
落合恵子 (作家)
鎌田慧 (ジャーナリスト・ルポライター)
▽カルロス・パルガス (コスタリカの弁護士・大学教授)
▽神田安積 (弁護士)
古今亭菊千代 (落語家)
児玉勇二 (弁護士)
斉藤貴男 (ジャーナリスト)
佐高信 (評論家)
▽幣原廣 (弁護士)
広田照幸 (日本大学教授)
吉田ルイ子 (フォトジャーナリスト)
▽吉峯康博 (弁護士)



 田村 智子 (日本共産党
http://www.tamura-jcp.info/

・早稲田大学第一文学部卒業
・97年から議員秘書
・国政選挙は3戦目
日本共産党東京都委員会副委員長
・健康悪化した現職の緒方氏(63万票)の跡を継ぎ出馬

田村氏は学生運動からのバリバリの革命闘士で、党員の間ではアイドル的存在だったとか。
党としては1年以上前から準備を進めて体制は万全のようですが、現職の緒方氏に比べると、田村氏個人としての人気は落ちるとの噂も聞きます。
護憲という立場では明確に自民党との対立軸が生まれますが、足立区長だった吉田氏(都知事選63万)と違って共産党の看板だけでは無党派には敷居が高いように思います。それでも無党派に媚びず、あくまで共産党らしく戦うのでしょうか。与党への逆風に乗りつつも、野合ではなく「確かな野党」として、民主党とは一味違うところを見せて欲しいところです。

共産党・田村智子マニフェスト発表記者会見:参院選東京: JANJAN



 大河原 雅子 / 大河原まさこ (民主党
http://www.ookawaramasako.com/

・野党第一党の看板
生活者ネットワーク代表の地盤(統一地方選13万票)
国際基督教大学教養学部卒業
・生協の活動が昂じて政界入り?今では都議会(3選)の顔とのこと

与党大逆風下で勢いに乗る大河原氏
菅直人氏や小宮山洋子氏が選挙を支援しているようです。参院現職より活動時間が長い分、浸透も進んでいるのでしょうか。しかし、生活者ネットと縁の無い層にとっては、「民主党の女性候補」としての認識だけで、名前まで憶えている人は多くないと思います。評論家諸氏の評価は高いようですが、知名度が低ければ東京での大量得票は容易ではないはずです。

基本的には生活者ネットの票と、左系無党派の票を狙う感じなのでしょう。ただし、固い民主支持層はもう一人の民主党候補、現職の鈴木氏へ流れるはずですので、そこの票割がうまくいくかどうかと、民主党への風(自民党への逆風?)次第。
どちらかというと憲法や教育問題を重視する層は、その分野で態度の鮮明な杉浦氏や田村氏へ流れそうな印象を受けますが、果たしてどうなるでしょうか。

◆応援メッセージを寄せた著名人(公式サイトより)
堂本暁子   千葉県知事 
森枝卓士   食文化研究家、YJ「華麗なる食卓」監修
辛淑玉     人材育成技コンサルタント

上村英明   市民外交センター代表、恵泉女学園大学教授・
           平和文化研究所所長
◇太田秀樹   医学博士、 医療法人アスムス理事長
           NPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国
          ネットワーク副会長
◇佐俣敏郎   創作木工家具工房 どんぐり工房主宰
天笠啓祐   ジャーナリスト
本田 亮    環境マンガ家、エコノザウルスの作者
◇藤原信     前みどりの会議運営委員、宇都宮大学名誉教授
◇懸樋哲夫   ガウスネット 代表 
◇林泰義    まちづくりプランナー (株)計画技術研究所設立
          NPO玉川まちづくりハウス運営委員
◇藤原寿和   化学物質問題市民研究会代表
◇片岡勝    ポスダック・ウォッチ 理事長
◇遠藤保男   水源開発問題全国連絡会・共同代表
羽田澄子   記録映画作家
中川李枝子 童話作家「ぐりとぐら」など著書多数
宮田まゆみ 笙奏者・同窓生 
宇沢弘文  東京大学名誉教授 経済学者
山口二郎  北海道大学大学院法学研究科教授



 鈴木 寛 (民主党
http://suzukan.net/

・東京大学法学部公法学科卒業
・官僚(通商産業省)、慶應義塾大学助教授、NPO法人理事、
 灘中学校・高等学校教諭を経て参議院議員
・鳩山氏側近
・ネクスト文部科学大臣
・前回当選時76万票弱

どこの予想でも当選確実、トップ当選の呼び声も高い鈴木氏
意外な事に、彼はいわゆる護憲派です。しかし「民主党現職」の看板が強烈すぎて左派系のイメージは目立ちません。

セカンドライフに事務所を設けたり、「民主くん」でパフォーマンスしたりと、割とハデに活動されているようですが、鈴木氏の名前が広く浸透している印象は受けません。
それでも与党への逆風に乗って無党派が最も気軽に投票できそうな看板ですし、民主党本来の組織票は強力です。
鈴木氏の問題は、いかに大河原氏との棲み分けを図るかという点に限られそうです。しかも「いかに取り過ぎを防ぐか」と言う贅沢な悩み。
余程の波乱が無い限り当選する事でしょう。

鈴木氏を知る上での、おすすめはこちら。
彼のバンド「すずかん・レボリューション」の六法ロック


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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

2007年参議院議員立候補予定者へのアンケート(外国人参政権)
http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/enquete2007.html

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