パソコン・インターネット

2007年5月28日 (月)

ネット論説の取捨選択

 インターネット等で様々な論説に接する際、有害な情報を除外するための、私なりに心がけている事の一例を書いてみます。

 情報が氾濫するネットの世界で、「誰の言葉を信じて良いかわからない!」と言う場面があると思います。ディベート能力の高い人が真実を述べているとは限りませんし、資料を大量に提示できる人が捏造や隠蔽をしないとも限りません。そこで判断に困った時、次のことを考えます。

  •  その主張は日本人に対して善意のものか?
  •  その主張は誠実か?

 この基準から大きく外れる言説は、信用するかどうかはともかく、偏重しないほうが安全です。たったこれだけの事で、無駄な情報をかなり省く事が出来ます。日本人なら、日本を良くするための活動・言論を支持するべきだと思います(好みの問題もありますが)。真偽を見極めるのは簡単ではありませんし、個人が使える時間やエネルギーは限られています。より無難な選択をするために、どのような意見を信じるべきかの判断基準を設けておくと労力を節約できます。

 右や左にかかわらず、日本人のためを思って行動する人の真面目な意見なら、聞く価値も同調する価値もあります。しかし、そうでないものは、それなりの扱いをすべきだと思います。あからさまにおかしな主張も、それに同調する人の言葉も、むやみに信用しない方が良いと思っています。

 政治家の先生方は、(素直な気持ちで聞けば)どなたもだいたい理想的な事を述べておられます。そして恐らくは立場の違いこそあれ、ほとんどは日本の将来に良かれと思って活動されていると思います。ですから陣営を問わず判定が難しいです。しかし、それを評論する無数の人たちの中には、怪しい発言をされる方も多いようです。そこにヒントがあると思います。

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2007年5月23日 (水)

ありがとうポーランド

※ ゲームのCMが目的ではありません。

 かなり「今さら」ですが・・・ルールが単純明快で、Webを使えるPCがあれば誰でも参加できる複数プレイヤー対戦ゲームがあります。

「クリック・ゲーム」 
参戦はこちら→ http://www.clickclickclick.com/default.asp

 ルールは簡単、ただ画面上の「CLICK!」ボタンにマウスポインタを合わせて左ボタンを連打してカウントを稼ぎ、「Click here to add to total」のリンクをクリックすれば自分のカウント分がチームの得点に加算されます。

 無料、インストールもユーザー登録も不要、プレイヤー同士の会話も不要、何時でも途中参加が出来て、抜けたくなったら退出も自由。ただただクリックするのみです。

 これだけ単純だとゲームそのものが特別楽しいわけでも、ストレス解消になるわけでもないのですが、面白いのは自動で行われるチーム分けが国別になると言う事です。日本から参加すると自動的に日本チームの一員として参戦する事になります。

Ccc_2

 そう、誰でも「日本代表」になれるのです。

 清清しいほどの単純さとユルさですが、不思議な魅力があります。思わず開発者の発想に感心してしまいました。プレイヤーにとっては、お世辞にも生産的な時間の過ごし方ではありません。そんな事はわかっていても、自国の順位が上がるのを見れば心が躍ります。

 「プレイヤー人口が多ければ勝ちじゃないか」と言われればその通り、実にお馬鹿な内容ですが、ランキングを見た限り、上位チームに大国がランクされているわけでもなく、今期に関しては程よくバランスが取れているようです。
(概ね1ヶ月を区切りに順位が決まりリセットされ、次のゲームが始まるとのこと。)


 私がこのゲームに初めて参戦したのは、日本が5位に迫りさらにスロベニアを追い上げようと言う局面からでした。知ったきっかけは例によって大型掲示板です。

 最初にクリックゲーム関連のスレッドが「ニュース速報(VIP)@2ちゃんねる掲示板」に立った時点で、日本は58位だった模様です。そこから徐々に火が燃え広がり、専門サイトが立ち上がったり、宣伝やツール開発、情報解析、ライバル国の偵察などの体制が有志で整備されていったようです。この辺の熱心な人たちの無駄な(?)才能とエネルギーの暴走の一端に触れると、不思議と元気が湧いてきます。

見かけた宣伝の一例
YouTubeエヴァンゲリオンでクリック世界大会(05/08)
http://www.youtube.com/watch?v=AYZekPj6dHY

 私は業務の合間にチマチマと手動で通算5万クリックほどしか貢献していませんが、日本が3位から1位まで上がるところや、2億クリック突破の瞬間を体験することが出来ました。

  圧倒的な差だった上位2チームに追いつき、ポーランドを抜いて2位に浮上した時の高揚感は忘れる事が出来ません。仕事なり遊びなり、チームで同じ目標に向かって邁進する時はそれなりの充実感がありますが、普段のそれらとは全く違う感覚でした。やはり格別だったのは、国旗を背負って大勢と連帯した事にあるのでしょう。当時の掲示板の盛り上がりは凄かったです。歓喜の書き込みで瞬く間に埋め尽くされるスレッドを眺めながら、体が震え、胸には熱いものがこみ上げ、目には涙さえ浮かんだものです。「みんな日本が好きなんだな。」と実感しました。

 日本が順位を上げていく課程で、トップを走る2強がチリとポーランドでした。ポーランドにも専用の掲示板があり、一部の人が情報収集に行っていたようです。ある時、日本からの挑戦状を書き込んだ人がいて、それが元で掲示板を通じた交流が加速しました。ポーランドのプレイヤーたちは気のいい連中で、日本に対して好感を持ってくれているようです。ニュース速報VIP掲示板の常駐者(住人?)を"VIPPER"と俗称するそうなのですが、ポーランド勢に対して勝手に"POPPER"と呼びかけて、その呼称が向こうにも受け入れられたとのこと。今ではVIPPER, POPPERと励まし合いながら更なるクリック数を競うようになっています。
(日本は、かつて東欧諸国の宿敵ロシアを戦争で打ち破ったため、あちらでは好印象の傾向にあるとも聞きました。)

 日本ではNHKなどが必要以上に日本の外交摩擦を強調し、国民に世界中から孤立しているような印象を植え付ける傾向があります。そんな中、ささやかながら良好な国際交流の現場に触れると、心が癒されます。きっと表に出てこないだけで、似たような小さな絆が世界中の様々な分野で幅広く積み重ねられているのでしょう。それが各国のアンケートで日本の好感度2年連続1位という調査結果に現れているのかもしれません。

BBC統計調査で日本が一番ポジティブな国 2007/03/12 19:40 - 信義誠実を求めて
http://freedom.iza.ne.jp/blog/entry/132347/

 昨日、数日ぶりにクリックゲームのスレッドを覗いていたら、Wikipediaポーランド語版の「日本」のリンクが貼られていました。投稿者によると「英語版より詳しいんじゃねえの?これ 」とのこと。

ポーランド語版Wikipedia「日本」のリンクはこちら
http://pl.wikipedia.org/wiki/Japonia

 覗いてみると、確かに凄い情報量です。紙の百科事典ならこのくらいは当然かもしれませんが、Wikipedia日本語版で外国の項目を検索して、これほど詳しく書かれた記述は見た事がありませんでした。驚きました。ポーランドの人たちは、地球の裏側の国に対しても、普段から真摯な眼差しを向けてくれているようです。彼らの心意気に感銘するとともに、われわれも諸外国に対して関心を持つべきだなと思いました。

 ポーランド語版Wikipediaの中で、特に新鮮だったのは言語に関する記述です。日本でもなかなか見る機会の無い、カタカナの起源が紹介されていました。

Katakana_origine

 遠い異国で紹介されていた事実だけでも嬉しいですが、独自の文字や言語があることが素晴らしい、と気付かせてくれた事に感謝したいです。改めて日本の文化、伝統、歴史、それを受け継ぐ人々、それぞれが尊く、大切に思えました。古き良き日本も、捨てたものではありません。何気なく始めたクリックゲームから不思議な縁が繋がって、ちょっと良い経験ができました。

ありがとう、ポーランド
ありがとう、最初の>>1の人とその仲間たち
ありがとう、イアン(ClickClickClick.comの管理人?)
いくつもの感動をありがとう


Flash:大和魂とポーランド魂
http://shupla.w-jp.net/datas/flash/porland.html

一番クリックした奴が優勝 まとめWiki
http://www33.atwiki.jp/clickvip/

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