焼失した二世紀弱
日本の歴史・文化を守る事は日本を守る事につながります
川崎市麻生区で神社の拝殿と本殿が全焼した放火事件は、信仰的・地域的・個人的に繋がりも無い私でさえ、何とも寂しい気持ちになりました。地元の方やお参りした経験のある方の落胆は、いかほどのものだったでしょうか。
日本人的な感覚として、神社など燃やしたら罰が当るような気がして、とても実行できるものではないと思うのですが・・・。
大勢の人たちの信仰の対象としての重みも勿論ですが、180年もの歴史的な重みは、たとえ莫大な財力や最先端技術があっても元に戻す事はできませんし、新たに同じ価値の物を作り出すこともできません。歴史的な重みのある建造物は、信仰を超えて地域の人の団結力の源泉の一つになっていると思います。これを壊す事は地域の人たちへの裏切り、ひいては地域の集合体である日本を傷つける行為です。(実際、東京在住の無宗教な私の心もダメージを受けました。)
木造の寺社仏閣は日本中に無数に散在していますが、同じような管理体制のものは、その気になれば悉くを一晩で破壊する事が可能だと思います。そのような事態になれば、多くの人が心の拠り所を失うだけでなく、地域の文化的価値や経済が被る損害は計り知れないものになるでしょう。ですから日本に対して悪意を持った勢力が破壊活動を行うには、有効な目標となりうると思います。
再発防止のために施策を講じていただきたいと思います。
記事引用
神社全焼:放火の51歳男を逮捕 親類に恨み 川崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070627k0000e040045000c.html
神奈川県警麻生署は27日、住所不定無職、秋山洋一容疑者(51)を放火容疑で逮捕した。
調べでは、秋山容疑者は26日午前11時50分ごろ、川崎市麻生区王禅寺の琴平神社の拝殿にライターで火をつけ、木造の拝殿と本殿計約140平方メートルを全焼させた疑い。「軒下に火をつけた」と容疑を認め、以前この神社に勤めていた親類に恨みがあったと話しているという。秋山容疑者は16日に刑務所を出たばかり。
焼失した拝殿は江戸時代後期の1826年建立で、天井には花鳥山水を描いた63点の絵があった。【杉埜水脈】
毎日新聞 2007年6月27日 12時00分
関連リンク
ようこそ!琴平神社へ
http://www.kotohirajinja.com/
琴平神社参拝 - msnみんなの国内旅行記
http://4travel.travel.msn.co.jp/e/msn/traveler/emuemu/album/10120753/
琴平神社の紹介
http://www.komazawa.net/HP1/kouza_hp/konnpira/Daikann.htm
麻生の琴平神社本殿・拝殿全焼 火の気なく 不審火か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070627/CK2007062702027526.html
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